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急ぎ足なオフ会の話 [オフ会・イベント参加]

夏風邪はバカだけがひくなんてぇことを申しますが、風邪、なんでしょうか。
先日来、咳が出て止まらないことがあって、気管支の辺りが痛くなるわで、薬飲んでもあまり利いた感もなく…。

私の場合、特に、喉が弱いのか、咳が出だすと、治っているはずなのに残った違和感で咳が止まらず、長々と症状がおさまらないことがあります。…妙なところで、体調の変化に神経質なのが影響しているんでしょうか。

それでまあ、ここ数日は熱などは全くないのにもかかわらず、朝・夜の時間帯に、ふとした拍子に咳が止まらない状態です。
少しずつマシになっているので、もう少しで全快、かなぁ。 

とまあ、傍目にはかなり迷惑な状態なのですが、そんな状態で、先日、3日・4日と、mixiは、漫画関連のコミュニティのオフ会に参加してまいりました。…もう1週間前ですね。
カメラを持って行った割に、普段使わないことが災いしてか(しまいっぱなしで出し忘れました…)、ほぼ使わなかったため、画像なしです。


3日は、神奈川でのオフ会。
去年同様、仕事がはけてからの参加となりました。
予定としては、私を含め、3名の参加を予定していたのですが、おひとりが都合により不参加となりまして。
結局、去年と同じく、神奈川のオフ会の参加者は、私とHNキリンさんの2名。場所はキリンさんの御自宅で、18:30過ぎからのスタート、とあいなりました。

話に上がったのは、近藤ようこの話であったり、ネットの連載についてであったり、スポーツ漫画の特にデータについての話だったり、鬼太郎やルパン3世についての話。
一番印象に残ったのは、ルパン3世だったでしょうか。…私自身は、赤ジャケットの印象が強いのですが、キリンさんは青ジャケット世代でして、この辺りは、やはり世代の違いを感じます。

上記のようなことをとりとめもなく話し、また、特に私自身は適度にアルコールも入って、いい感じにグダグダになりつつ(←私のみ)、22:10頃、とりあえずお開きとなりました。
お開きといいつつも、翌日のオフ会にそのまま参加する予定でしたので、私はキリンさん宅に泊めていただきました。


ということで4日は、名古屋でのオフ会。

起床は5:00前。キリンさんの運転で、一路オフ会を開催する名古屋へ。私はといいますと、免許はあるものの、何年も運転していない典型的なペーパーということもあり、完全に「お荷物」です。

また、冒頭の、咳の話にもつながりますが(実際、移動中はやたらと咳き込んで、キリンさんにはご迷惑をお掛けしました…)、私は体調の変化に妙に神経質なところがあって、かつ、アルコールを日常あまり飲まないことも影響して、アルコールを体に入れると、次の日に非常に残ります。酷いときには、半日以上、胃に何を入れても受け付けなくなることもあったりします。「なら、適量にとどめて飲め」と言われそうですが、そこはそれ。人と話しながら飲むと、水のように飲んでしまうクセがありまして。

それで、この日も、そこまでは酷くないものの案外残ったようで、その後半日以上、軽く目が回ったような、フラフラというのかフワフワとした状態でした。
この意味においても、実のところ完全にお荷物でした…。

適宜休憩を入れながら、10:00前に名古屋のオフ会の集合場所近くに到着。名古屋オフのナビゲーター(に流れ上なってしまったといいますか…。本当にお世話になりました)HNLAUNCHINGさんと合流。
その後、待ち合わせ場所に移動し、34(=‘Å‘=)えもんさん、めぐりんさん、ふみきさんが到着し、10:00過ぎに名古屋オフスタート、とあいなりました。

大須観音でお参りして商店街を見て回りまして、昼時ということで、ランチ。ランチはヒツマブシでした。美味しかった…。
説明するほどのことではないので、説明したりはしないんですが、私は「ちゃんと食べてる? 病気?」的な外見上、食が細いように思われがちですが(断食のようなこともするので、さらにその印象を強めてしまってますが)、実のところ、昔のアメ車か!というくらい、燃費の悪さには自信があります。
ただ、当日は前述の通り、アルコールが抜けていない感覚があって、下手に目一杯食べると気分悪くなりそうな予感があったので、かなり抑えました。
ランチを食べつつ、キリンさんが持ってきた本を広げ、そのテの話をしつつ…な時間を過ごしました。

その後、大須商店街を見て回るのを再開。その中で、まんだらけへ行って、趣味な話を展開したり、その後は、名古屋の有名店の喫茶店コロンパで、お茶しました。その際は、せっかくなので、何が話のネタになればと思って持ってきた漫画の展示の図録やら、漫画やらを広げて、そのテの話をいたしました。…持って行った甲斐があって、何よりでした。
私個人は、Web連載の作品(「みかこさん」とか「リューシカ リューシカ」とか)について、少し話ができたのが良かったです。

…とまあ、そんな感じで、15:30くらいになりまして、ふみきさんが帰られるということで、ひとまず解散。女性陣は帰られて、残った男性陣で、お土産探しに大須商店街を見て回りました。…が、あまり「らしい」土産を見つけられませんで、帰路につきつつ、刈谷という所にて、お土産を購入、男性陣もここにて解散、となりました。

…ただ、解散といっても、私の場合、帰路もキリンさんの車に同乗させていただいた訳で、行きに帰りにものすごくお世話になりました。帰りもえらく咳き込んで、大変ご迷惑をお掛けしました。

帰宅は、日が変わってからになりましたが、本当に楽しい二日間でした。


今回のサゲ
オフ会の後、仕事に行って、「名古屋に行って何をしてきたの?」と訊かれることが何度かありましたが、「人に会ってきました。話をするのが主で、特に観光地めぐりはしてません」と言うと、「いろいろと倹約した質素な生活をしているのに、何で、そういうところで、話をするくらいのことでガツンと金を使うの?」と、そのアンバランスさに疑問を持たれました。

私としては、趣味の話をできる人間が周囲に少ないし、なにより、ネットで知り合った方に実際にお会いできるなんてぇのはそうない機会で、非常に楽しみなんだから、それに金銭を使ってもそれは趣味に金を使うのと同じだろう、という思いがあるのですが、それより気になったのは。

周囲から、倹約した質素な生活をしていると思われている点。
…違うんです。極貧時代の収入に合わせた生活レベルが、一般的なレベルに比して著しく低いだけなんです。それが身についてしまったので、質素なだけなんです。意識して倹約しているとか、そういうのではないんです。
でも、それが周知の事実のように、はっきり言ってしまうと「けち臭い貧乏な人」として、仕事場の人に認識されているのは、ちょっとショックでした。


ということで今回は、タイトルには「急ぎ足」とありますが、内容の薄さが急ぎ足なだけで、アップする期間は随分と悠長なものです、という話。
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コミティア92に(一般)参加してきました。 [オフ会・イベント参加]

先日5月4日は、ビッグサイトの東1、2ホールにてコミティア92が開催されました。
当日は好天でなによりでした。ただ、気温がこの時期にしては高く、多少暑かったかもしれません(私自身は、さほど気になりませんでしたが)。

で、5月の開催については、比較的規模も大きく、面白い企画が実施されることもままあって、行きたいなぁ、と思うことも多かったのですが、ごく私的なつまらない理由から今まで一度も参加したことがありませんでした。

だがしかし! 今年は、そのつまらない理由というものが、ある意味悲しいことに、雲散霧消し参加することができました。このシーズンの初参加(いうまでもないことですが、作り手でない私は一般参加でございます)となりました。


…前置きが長くなりました。ビッグサイトといえば、やはり!

DSCN0984ビッグサイトs.jpg

はい。この建物です。毎度のことながら、とりあえずビール!」のような画像で、ヒネリがなくて申し訳ないです。

だがしかし! 今回は会場の様子も撮影してみました。私にしては気が利いていますでしょ?
会場の広さは、下にあります撤収作業中の画像を御覧にいただければ、ある程度分かるかなぁ、と思います。
前述しましたが、ビッグサイトのホールを2つ使用していました。

kaijo-s.jpg

とあるスペースを写した画像です。お分かりの方はニヤリとほくそ笑んでいただければ幸いです。 

2ホールの広さをある程度実感できる画像はこちら。撤収作業中の会場です(開催中の会場は、人の往来があって、広さを実感できる画像が上手く撮れませんでした…。所詮、ヘタレ撮影者ですから…)。

DSCN0988tesshuchus.jpg
結構、広いです。この会場全体を見て回ったのですが、結構疲れました…。


個人的な感想なども。
何人かプロの方をお見かけしました。何年かぶりに、国樹由香さん(旦那さんの喜国さんも一緒でした)も参加していました(コミケには、参加されることがあるようですが、コミティアは本当に久しぶりだったのではないかと思います)。
有名人と言えば、竹熊健太郎さんもお見かけしました。
そういえば、竹熊さんのところの展示自体はあったのですが、丸山薫さんがいらしてなかったのは、ちと残念でした。
あとは…、ご本人がいらしていたのか確認しませんでしたが(多分、参加されたと思います)、瓦敬助さんも参加されてましたね。

あと、なんとなくなんですが、参加サークルが増加していた割に、総じて参加されていたサークルのレベルが高かったような。
少し人と話して思ったのは、不況の影響等もあるのかなぁ、と。すなわち、

親御さんの収入減少→お子さんの小遣いも減少→若い衆(中坊くらいの)の参加が難しくなった→レベル高めに?
(テケトーな考察なので、あまり真に受けぬようお願い申し上げます)
ざっと眺めた印象ですから、正確なデータでは決してないんですが、あまり若い衆の参加は、一時期ほど目立っていなかったように思います。

…あ。いや、若い衆を嫌っているわけではないですよ? 上手い方もいらっしゃるかもしれませんし。年齢的なこともあって、私には合わない、「無理」なものがほとんどだというだけで…。


話を変えまして。
それで、人は結構いらしていて、盛況の体をしていました。

…盛況の体をしてはいたんですが、財布の紐が結構固かったようです(私自身は例外です)。
この辺りも不況の影響なんでしょうか?
だがしかし! 売れているところは従前どおりに売れているわけで、そこを踏まえるに、買いたいものに絞りをかけるというのか、購入する否かのラインを厳しく設定し、厳選して購入することで、出費を抑えているのではないか?と考えられます。

私個人の話なども。
私自身は、今回、前回より、興味のあるものを目にすることが多かったです。
それで、もとより、漫画については財布の紐が緩いのですが、同人誌についてはさらに緩いものでして、なものですから、かなりの散財をいたしました。

DSCN0990kounyubutsu1s.jpg

DSCN0991kounyubutsu2s.jpg 

で、上記画像が、今回の概ねの購入物(一部無料配付のものもあります)。今回は規模が大きかったのもあって、それに比例して、購入物も多めです。…そういうことにしておきたいです。


購入したものなどについて。
確か、前回のコミティアの参加についてのエントリにおいても書いたのですが、「オットーヴェディゲンと三隻の装甲巡洋艦」という作品を描かれていた無能社さんの他の作品を入手しました。ざっと眺めてみたのですが、やはり、情報が濃密で、何故無料で配付しちゃうのかなぁ、というレベルです。
私は、出る部数が減ることになっても、費用の回収のためにも、多少は取るものは取った方がいいと思うんですが…。

内村鑑三だったかは、「人は金を払ったものに注意を払う」とか、そんな旨の発言をしたことがあるそうですが、確かに一理あるように思います。金を出すから口も出すし、関心も出る、只のものなら、「どうせ只だし」と、金を出したときに比して、そこまでの関心は持たない、と。

また別のサークルさんでは、ざっと概観したいと思っていた、ビザンティン帝国の将軍ヴェルサリウス(=ヴェリサリウス)についての著作(何故か、この辺りの話ってまとまって書かれているものがないんですよね…)も発見し購入しました(イフ戦記計画さん)。
というか、ヴェルサリウスについて書いたこちらの方、他にもいろいろ書かれているんですが、その範囲も数も凄すぎで、この方も情報が濃密です。他に、二次大戦末期のドイツ空軍空輸部隊とその最後も購入してみました。…マニアックですね。

また、落語の噺を漫画にした作品(原氏小弓館さん)も購入してみました。

こういう、商業ベースにしたら、恐らく採算割れるので拝見できないであろうものが手に入るのが同人誌の醍醐味のひとつだなぁ、と思います。
そういうものを発見すると、心底「本当に、こういうものを作っていただいてありがとうございます」と思います。

また、人様の書いた、紹介作品の多いコミックスレビューも購入してみました。
いやね、自分でテケトーに漫画に関連してテレテレと書いていますから(実際のところ、漫画について書いているというより、漫画にこじつけて、テケトーな話を書いてばかりおりますが)、人様がどう思っているのか、私の知らない面白い漫画があるんじゃないか、という興味がありまして。漫画に関する面白い情報なんて、一人では網羅しきれるものではないですから、人様のアンテナをお借りしよう、とそういう訳です。…これをもって、電波傍受というと聞こえが悪いですね。

他には、久しぶりにおがわさとしさんが参加されていたので、持っていない作品を購入しました。…私と先方様が参加されているときが、ずれていただけなんでしょうか。
久しぶりということでは、会場をぶらついていたときに気付き、猫実録モノを描かれているミニマムセンチュリーさんの作品を久しぶりに購入したりしました。

いやぁ、充実したひと時でございました…。無論、財布は悲しいほどに軽くなりましたが。


で、終了後は、オフ会でした。
この時間も、アツい話あり(紙媒体の衰退とiPadやKindleといった電子書籍についての話)、私の説教臭い話アリの(迷惑を受けられた方、申し訳ないです…)、私自身は楽しい時間を過ごさせていただきました。

だがしかし! 次の日は5時起きで仕事!でございましたよ…。

ということで今回は、だがしかし!がうざいくらいに出てくるエントリですが、楽しさが伝わると嬉しいなぁ、という話。


タグ:コミティア
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コミティアに(一般)参加して参りました [オフ会・イベント参加]

ひと月ぶりのご無沙汰でございます(故玉置宏調?)。

随分と間が開いてしまいましたが、これ以上開くと、文章の書き方を忘れてしまいそうですので、その間あったことを今回ちょいと書かせていただきますと…、
漫画読みに関しては、あまりはかばかしくない状態でした。いや、現在の仕事に就くまでにちょっと間が開いてしまったので、金欠に陥ってしまっているため、単行本を購入できていないのもあるのですが、
それ以上に、新しい仕事それ自体を覚えるので目一杯に近く、さらに仕事関連の資格取得の勉強もあって、時間が足りないこともあったりします。

付け加えると、新しい仕事、おおまかな仕事の流れというのかも結構あやふやなところはあるし、細かいところでもどうするのかよく分かっていない部分が気になったりとか、上手くいかないこともままあって、めっさ落ち込みまくったり(仕事場で、あまりの落ち込みように、ものすごく気の毒に思われてました…)、まあ、年はそこそこいっているけどもずぶの素人新人は、周囲も大変だけれども、本人も大変です。

で、最近ぱっとしない日常を忘れるべくというのではないのですが、先日2月は14日に、コミティアに行ってきました。
いまさらながらに、お世話になった皆様、お疲れ様でした。

いつも代わり映えしない画像で恐縮ですが、会場はこちら。

ビッグサイト10-2.jpg

当日の私の服装ですが、前回のエントリで書きましたコートを着て行きました。
「本当に、心底似合ってないですね!」と言われなかったので、よしとしておきたいです。
しかし、いまさらながらに、後先考えずに買っただけあって、全体的なコーディネート(というほど大層なものではないんですけれども)というのか、合う服装があまりないのですが、それなりに合う服装にできたように思います。ただ、結構、レザーコートに合う服装というものは限定されるような気がします。はっきりいって、ジーンズは合いません!私は、私服ってぇと、ほぼジーンズしかなかったので、合わないことこの上なかったです(今回、会場にはストーングレーのカーゴパンツ穿いて行きました)。
あと、ソフトレザーとはいってもレザーコートは重い!ということを痛感しました。最近の流行というのか、防寒の服としては、軽いものが主流となっていますが、確かに重いレザーははやらないよなぁ…、と体感しました。

まあ、皆様の興味がないであろう私の服装なんぞはこのくらいにしておきまして、今回会場にて、購入したもの等はこちら(一部、画像に載せていないものもあります。…あ、いや、「えっちぃ」もの(はぁと)だから除外したわけではなく)。

戦利品01.jpg

戦利品02.jpg

先ほども少し書きましたが、金銭的に苦しいので、かなり絞って購入しようと思っていたのですが…、案外あれやこれやと購入していますね。
やはり、久しぶりに会場に行くことができたこともあって、浮かれていたようです。まあ、仕方ないですね。

もっとも、下の画像のさらに下の4点は、無料で戴いたものです(無料配布のものであったり、ご厚意でいただけたものなどになります)。

今回のカタログで紹介されていたところであったり、いつもうかがっているところを中心に伺いました。
今回、特に書いておきたい1冊を挙げますと、下画像も下段の、一番左にある「オットーヴェディゲンと三隻の装甲巡洋艦」という作品。
こちら、無料配布をしていましたが、…もったいない。十分に、金を取っていいものだと思います。

どんな作品かと申しますと、時は第一次大戦の最中。まだ、潜水艦が兵器として期待が掛けられていないときの話。黎明期のUボートである「U九」の数日を描いたものになります。

作画であったり、コマの構成があまり上手くないところも散見されるのですが、記録を基に、魅力的に描いていると思います。
描かれている方が、かなりしっかり調べていらっしゃるようで、このしっかりした背景から、地に足がしっかりついた印象を受けます。
…そういえば、奇しくも、私のコートに関連したUボート関連の作品でもありますね。

私のコート云々はさておき、こういう、商業ベースではまずお目にかかれない作品を見ることができるというのは、やはり同人即売会ならではではないかと思います。


最後に。
上記とは全く無関係に、テコ入れ?な感じで、可愛い系の画像も載せてみようかと。 

フンボルト2.jpg

フンボルト1.jpg

フンボルトペンギンの画像2点(in先日、近所にあることに気付いた夢見ヶ崎動物公園)。可愛ェ…。


タグ:コミティア
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8/31 クラシックのコンサートに行ってみる [オフ会・イベント参加]

先日は、クラシックのコンサートに行ってきました。
クラシック…、ちょっとハイソな感じ?ですね。何か、ちょっと恰好良いぞ、俺!な感じもあります。 

はい? のび太私(粋狂)のくせに生意気な!ですか? …うん、私もそう思います。 

何ゆえ、いきなり、クラシックかと申しますと、このあふれ出る教養ゆえ…、とでも申しましょうか。

いや、本当にすいません。実のところを申しますと、落語のときと同じく、仕事場のTさんから、またも譲り受けたものです。
…恵まれているなぁと思うのと同時に、Tさんにはお世話になりっぱなしで、お返しが何もできておらず、本当に恐縮です。

ちなみに、当日のTさんは、ごっつい面倒くさい作業に追われて、げんなりされていました(しかも、次の日も同じ作業を繰り返されて、心底疲労されていました)。
…本当にありがとうございます。私ごときが楽しんでしまって、申し訳ないです。


さて、ちと真面目に。

クラシックや落語もそうですが、私は「ライブ」ものが結構好きです。
もっとも、それに触れる機会(というより、金銭…)があまりないというのも事実ですけども、好みを言えば、結構好きは好きなんです、いや、マジで。

大学の時分(案外、金銭的余裕があった時分です…)、そのときは映画ばかりだったのですが、その後、「ライブもの」も見ておけば良かったなぁ、と思うことがしばしばあります。


で、当日の様子を書いて参りますと。
会場は、川崎駅のすぐ近く、ミューザ川崎シンフォニーホールでした。
出掛けに、準備に手間取ってしまって、…カメラ忘れました。ので、画像はなし、です。 

雨が降っていなければ、自転車でいけるくらいなのですが、その日はちょうど関東に台風が上陸する恐れがあった日でして、その影響で、大雨でした。ので、バスを使いました。
そのバスに同乗した、私の席の後ろにいたニイチャン達が、…なんとも、イラッとする会話を続けていまして、悪天候と相俟って、幸先は悪い感じでした。

あ。申し遅れましたが、行ったコンサートはこちら。

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TVなどの露出も多い方ですので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、青島広志さん。
彼の指揮&トークのコンサートでした。

冒頭「ハイソ」と申しましたが、こちらのコンサート、画像にもありますとおり、クラシックになじみのない人でも楽しめるよう「超入門」です。
敷居を低くするよう意識されたのでしょう、後で書きますが、選曲も、CM等で聞き覚えがあるものを選曲していました。客層も、こどもさんがかなりいましたし。
どちらかというと、ハイソというより庶民向け、といった感じですね。お高くない感じで、個人的にはちょっと安心。いや、小心者ですから。

会場の入りは8割から9割、くらいだったでしょうか。ちらほら空席が見受けられました。当日券が悪天候のため(実際、私は中止にならないのか否か、問い合わせました。同様の電話が多かったのか、電話は通じませんでしたが)、予定よりさばけなかったのかもしれません。
件のTさんにちょっと話を伺いましたら、やはり、満員にならないのは珍しかったようです。

演奏のプログラムは以下の通り。プログラムと併せて、ちょっと感想等も。


(第1部)こちらの部のコンセプトは、TVなどで聴いたことのある曲、という感じのようでした。
1. アラム・ハチャトゥリアン「仮面舞踏会」より「ワルツ」浅田真央のプログラムの曲)
この曲とは全く関わりがないのですが、クラシックなど、馴染みがないなぁ、と聴く前は思っていたのですが、コンサートが始まったときに、ふと、「プロの演奏じゃないけど、高校のとき、文化祭でブラバンの演奏が楽しみで、毎年聴きに行ってたなぁ…」と、思い出しました。結構、こういう催し、好きだったんだなぁ、と懐かしさとともに、いまさらながらに思い出しながら、聴いておりました。

2. クロード・ドビュッシー「月の光」(浅田真央の、ショート・プログラムの曲)
ドビュッシーの「月の光」って、ピアノ曲が基本だったような気が(違いましたっけ?)。大昔に、ラジオで「月の光」を含む「ベルガマスク組曲」が演奏されていたのをテープに録ったことがあるのですが、その印象が残っておりまして、他の楽器で聞くと随分と印象が違うなぁと、ものすごく当たり前のようなこと思いながら、聴いていました。

3. セルゲイ・プロコフィエフ「ロミオとジュリエット」より(ソ○トバンクの携帯電話のCM曲)
4. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー「くるみ割り人形」より「あし笛の踊り」(同じく、ソ○トバンクの携帯電話のCM曲)
5. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー「くるみ割り人形」より「花のワルツ」(au、でしょうか?の、やはり携帯電話のCM曲)
言われてみると、改めて気付くのですが、確かに携帯電話のCMって、クラシック曲をBGMにしているものが多いですね。
それで、このように知恵がついてからCMを見ると、CMもちょっと高尚なものに…、は見えませんね。いや、携帯電話のCMは、結構好きですけれども。

で、第1部終了。演奏時間としては、45分くらいでした。で、15分休憩。


(第2部)こちらは、有名曲やその作曲家についてのエピソード、でしょうか。
1. フェリックス・メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」より「結婚行進曲」
結婚式のスタンダードナンバー、と申しましょうか(最近は、コテコテ過ぎて、かえって敬遠されますでしょうか。…結婚に縁がないので分かりません)。
青島さんは、この曲の説明の際に、会場の方に「結婚式でこの曲を使われた方」と尋ね、「ローエングリン」も有名だけど、ローエングリンは、その後、すぐに別れることになるので、ゲンが悪いといったことをおっしゃって、こちらの選曲をしたので、今まで結婚生活が続いているんですよ、と。

2. アントニオ・ヴィヴァルディ「四季」より「春」&「夏」
ヴィヴァルディの「四季」というと、「春」が突出して有名ですけども、学生のとき(…多分、中学のときだったと思うのですが)「他の季節も聴いてみよう」というセンセの考えから、学校の授業で「四季」を聴いたことがありました。それで、そのとき「俺ァ、『春』より『夏』の方が好きだなぁ…」という感想を持った記憶があったのですが、今回聴いてみて、やはり個人的には「夏」の方が好みでした。
ヴィヴァルディいう人は、神職にありながら、女性にだらしない方で、いやいや、女性に対して情熱的なエピソードをお持ちだそうです(結婚できない身でありながら、女性とつきあるたびに「今だけキリスト教徒をやめる」と言ったり…)。

3. フランツ・ヨーゼフ・ハイドン 交響曲第94番「驚がく」より第2楽章
4. フランツ・ヨーゼフ・ハイドン 交響曲第45番「告別」より第4楽章
今年は、ハイドンの没後200年だそうで、そういうことにもちなんで、2曲。
「告別」の方は、次第に、演奏者(指揮者も含めて)がステージを離れていくのですが、ビジュアル的に面白かったです。

5. モーリス・ラヴェル「ボレロ」
この曲、同じ旋律をさまざまな楽器で反復していき、次第に大合奏へと向かっていくので有名ですが、同じ旋律であるのは、ラヴェルに時間的余裕がなかったからだそうで。
「ラヴェルだから許されるんですよ?」とは、青島さんの言。

どうでもいいことを声を大にしていいたいのですが、私らの世代だったら、「ボレロ」って言ったら、「銀英伝」ですよね!(←同意求む)

アンコール:剣の舞
ハチャトゥリアン
で始まり、ハチャトゥリアンで締め、と相成りました。
浅田真央のプログラム曲に使われたことで、「ワルツ」も、結構メジャーになったようですけども、ハチャトゥリアンといえば、一番メジャーなのがこちら、でしょう。
小学生の時分、学校の音楽の授業で、聴かされた覚えがある方も多いかと思いますが(私もそのクチです)、有名な曲ですね。改めて聴きますと、テンポというのか、ノリのいい曲(?)で、当時の私のような、飽きっぽいアホな小学生でも飽きずに聴ける曲ですね。小学校もいい選曲をしますね。

午後6時開始で、7時55分位に終了でした。

 


で、全体の感想等をちょいと。
超入門、ということで、曲と曲の間に、プログラム曲や、作曲家についてのエピソード(というか、小咄)をはさみ、曲への興味を持たせたり、いろいろと工夫されていましたし、また、TVなどで御存知でしょうけれども、青島さんはトークが上手く、飽きることなく、楽しめました。選曲も、なにがしかの馴染みのある曲でしたし。
普通のコンサートでは、ここまでトークに時間を割かないでしょうから、こうはいかないでしょうね。

上手いことがいえず、陳腐な感想ですが、楽しかったです。

いくつか宜しくなかったところなども。
ミューザ川崎シンフォニーホールに限ったことではないのでしょうけれども、ホールのスピーカーは、音が分散してしまうのか、トークが7割程度くらいしか聞き取れず、青島さんのトークが十分には楽しめなかったのが、少々残念でした。

また、私の席に近いお子さんが、曲が始まるたびに、「この曲、知ってる! ○○の曲!」とか、いちいち付き添いのおかあちゃんに報告してくれるのが、ちょい耳に障りました。
いや、クラシックに馴染みのない人にも親しみやすく、というコンセプトなのでしょうから、これはこれでそういうものだということなんでしょうけれども…。何度もやられると、さすがにちょっとげんなり、でした。…もともと、そういうのに神経質ですしね、私。


帰りは、雨もやんで、テレテレと余韻に浸りながら、帰宅いたしました。…30分以上を徒歩で。

ということで今回は、内容がない割に、書くのに何故か時間がかかりました…という話。
次回は、久々に、法律関連お話ができればと思います。…あくまで予定ですけれども。


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COMITIA89に行ってきたこととその辺りの話 [オフ会・イベント参加]

8/23は、コミティアでした。
…といいましても、私自身は創作活動をしておりませんので、相も変わらず、一般参加です。
参加された皆様、お疲れ様でした。

ということで、行って参りました、会場は、ご存知かと思いますが、こちらですね。

続きを読んでやっても、良くってよ?


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「遅れてきた男」というと、聞こえはいいのですが…(2) [オフ会・イベント参加]

話の内容もそうなのですが、エントリを上げることそれ自体も遅れていて、駄目駄目感が漂ってますが、まあ、それはそれとして。 


前回のおさらい、のようなものから。

神奈川でのオフ会に参加させていただいて、ご機嫌で帰宅したのはいいけれども、いつの間にか眠って、目を醒ましたときには、京都行きの新幹線に乗り遅れること2時間…。

目を醒まし、時計を見て、時刻を認識したとき、ありえない時刻だったので、血の気が引きました。
それで、「あまりのことに、血の気引くです」というのは、入江紀子「めとろガール」にあった言葉だったか。…いや、あれは「あまりのことに、瞳孔縮むです」だったっけなぁとか、漫画の言葉が頭に浮かんだり。

・・・・・・。いや、漫画の言葉を思い出してる場合じゃない!(どうでもいいことですが、そんなことをしている場合じゃないときに、こういう現実逃避に、頭が非常に効率よく働くことって、ありますよね…)ということで、取り急ぎ準備を整えて、移動。

新幹線の車内では、移動中、することもないので、じりじりと焦りつつも、柳家花緑の新書やら、いしかわじゅんの「漫画ノート」を読んでおりました。
ちなみに、いしかわじゅんの好みであるとか読み方は、個人的に共感できる点が多く、また、「はっきりとしていなかったけれども、なんとなく引っかかっていた部分」を、明確に言葉にしてくれたりしていることがあって、非常に好きです。「漫画ノート」も、まだ読了していませんが、楽しく読み進めております。
ただ、いしかわ…の刊行された漫画に関する文章ものは、多くが分厚いもので、まとまった時間がないと、なかなか読み進められない、という難があるんですけれども。
そういった点では、旅行の移動などには最適です。


…で、続き。

14:00過ぎ
そんなこんなで、ようやく京都に到着いたしました。

取り急ぎ、オフ会に参加されている方々に合流すべく、連絡したところ、オフ会のメインのイベントとなる、「高橋留美子展」は、既に見終わったとのことで、アフターのお茶(もっとも、私の場合、お茶ではなく、昼食、でしたけれども)をご一緒いたしました。

そういえば、京都に行く前に、せっかく京都に行くなら何か興味深いものを見ておこうかと思いまして、仕事場の方に、ちょいとその辺りを尋ねてみましたところ、「折れ曲がらずに、ずっと奥まで伸びていく伊勢丹のエスカレーターがちょっと怖かった」との話を伺いまして。で、合流すべく伊勢丹内部を移動していたところ、それを思い出しました。
…確かに、奥にずっと伸びていくエスカレーターは、何か異様でした。

2847011
画像は、伊勢丹ではなく、京都駅構内のエスカレーターですけれども、つづらおりになっていないエスカレーター。
これというのは、奥行きを深くという、京都の「鰻の寝床」的なことが、関係しているのだろうか、などと思ったりいたしました。…実際のところはどうなんでしょう。


そうそう、エスカレーターといえば。
関東と関西で、急ぐ人のために、左右どちらを空けておくのか、という違いがあるというのが、たまに取り上げられますが、駅では、右側が空けられていて、「なんだ、アレはガセなのか?」と思いきや、別のところでは、左側が空けられておりました。
…どっちなんだ? と思ったのですが、やはり基本、関西では左を空けるのかなぁ、と。
というのは、駅の構内で右を空けていたのは、地元の方ではなく、私のような「地方出身者」(by 西村しのぶ)が、多くいるからではなかろうかと。

この、左右どちらを空けるのかという、よく分からない違い(どの辺りから、左右が入れ替わるんでしょうかね? やはり関ヶ原辺りなんでしょうか)ですが、「左側を空ける? ありえないんですけど」とか「右側を空けてたら不便極まりない」とか、私個人は慣れの問題だと思っているのでどうでもよく、「左右どちらかが空いていればいいんだから、どっちでもいいじゃねぇか」という話ではあるんですけれども。


さて、話を戻してまして、お茶の時間(いや、私は食事の時間でしたけれども)。

話の内容としては、参加された方は私を除いて女性の方4名(+男の子のお子様2名)で(いわゆる「ハーレム」な状態だったのですが、皆様、お子様がいらっしゃる方々というオチが付きまして…)、子育て&ダンナトークがメインになりかけつつ、漫画・アニメ、漫画原作ドラマの話などを。
あとは…、前日の神奈川でのオフ会に関して。特に会場というのか、キリンさんのご自宅について、話が及んだかと(説明がたどたどしくて、申し訳なかったのですが)。

お話自体は、あまりじっくりうかがう時間がなく(というより、私自身が一杯一杯でした…。いや、食事を摂るのに懸命であったという意味ではなしに)、末次由紀「ちはやふる」の話であるとか、青年誌のコミックの話など、いろいろ伺いたい話もあったのですが。
…話を切り出すのが、相も変わらずものすごく下手なのは、どうにかならないものか、と、こういう機会があるたびに思います。
それでも、短い時間(いや、自業自得なんですけども)ながら、楽しい時間を過ごさせていただきました。

蛇足ながら、オフ会で人様に会う機会があると思うのは、自分のHNをもう少し、街中で呼ばれても、傍から「え?何?」と思われない、普通のソレにすれば良かったということでしょうか。
以前、街中で結構大きい声でHNを呼ばれたとき、非常に恥ずかしかった覚えがあります。いや、幸か不幸か今回、HNを呼ばれることはなかったのですが。

15:30頃~
その後。所用のある方もいらっしゃるため、ようようお開きということになりました。
コミュニティの代表で、京都オフの主催者でもあるふみきさんから、駅の東側に位置する「KYOTO手塚治虫ワールド」を案内していただき(なぜ、京都で手塚なのかは不明なのですが、精華大学やマンガミュージアムがある関係で、「漫画に関する都市」を志向しているのでしょうか)、その後、京都国際マンガミュージアムへ。

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京都に来たならば、やはり訪れたいですね。特に今回はちょうど、見ておきたい企画展をしておりまして。

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16:30位だったでしょうか?
「マンガ界の世界的巨匠 メビウスの講演会・企画展 『メビウスの世界』」 、それとBDの展示をざっと見て回りました。時間が閉館時間に近かったので、1時間弱という短い時間で、急ぎ足で見て回りました。
私個人のイベントとしては、二つ目のメインといっても良かったのですが…、きちんと計画しないといかんですね。

余談ながら、私自身は、未熟者ゆえ知らなかったのですが、2004年から2005年にかけての期間で、宮崎駿とメビウスの展示「MIYAZAKI-MOEBIUS」展って、開催されていたんですね。知りませんでした(…フランスでの開催だったからだと思いますけれども)。
で、それに関連して、メビウスの描いたナウシカや、逆に宮崎の描いたアルザックを見られたのは、良かったです。大友克洋のアルザックのトリビュート作品の一枚も見られましたし(昔、川崎市市民ミュージアムで見たものと同じ、だったかなぁ。何か違った気がしましたが)。
他にも、今度、飛鳥新社から6月11日に刊行予定の、「40 days dans le desert B(B砂漠の40日間)」からの展示などもありました。
そんな訳で、短いながらも、それなりに満足いたしました。

そういえば、チラシというのか宣伝で置いてあったのですが。
「アルザック・ラプソディ」
が発売されるというものが。…いや、私、持ってるぞ、これ。と思ったのですが、廉価版として、再販だそうで。

で、閉館時間近くの売店にて。何か、モトをとるという貧乏くさい意識ではないのですが、せっかく来たので、何か購入物をと思いまして。
で、こちらが購入物。

少女マンガパワー図録表紙.jpg
こちらは、去年の開催でしたね、都合が上手くつかずいけずじまいだった、

「少女マンガパワー!-つよく・やさしく・うつくしく-」展

の図録(?でしょうか)があったので、そちらを購入してみました。
出展作の作者を列挙しますと、

手塚治虫           わたなべまさこ        松本零士
石ノ森章太郎         ちばてつや          水野英子
牧美也子           里中満智子          一条ゆかり
池田理代子          美内すずえ          
竹宮惠子
山岸凉子           萩尾望都            陸奥A子
くらもちふさこ         岩館真理子          佐藤史生
吉田秋生           岡野玲子            CLAMP
今市子            よしながふみ

…豪華です。
今回の京都オフに参加なさったお姉さま方でしたら、きっとこちらの図録を眺めるに、私以上に楽しめるもので、熱いトークを展開して下さるのではなかろうかと思うものでした。


17:50~
京都国際マンガミュージアムを出ますと、宿に行くにも、中途半端に時間が余りましたので、近場の観光でもしてみようかと思い立ちまして。適当にぶらついてみました。


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で、まず、見つけたのが、本能寺。信長の文字が見えますね。こちら、商店街のアーケードの外れにあって、…何かありがたみをあまり感じません。画像を取っているときも、「何なの? こんな所の写真撮って…。」という目で見られていたような気が。

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次いで、かの新撰組躍進のきっかけとなったのと併せて、観光する場所としては、現在「がっかりポイント」として有名な池田屋跡。石碑と簡単な説明しかないことで有名ですね。

そういえば、今回見て回って気になったこと。
見栄えがしないから、ということなのかもしれませんが、京都の案内で、幕末関連のそれは、あまり取り上げられていないなぁ、という印象があります。

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で、小雨振るなかで撮った高瀬川。鷗外の「高瀬舟」の舞台でも有名ですね。
思ったより小さい川(運河)で、意外でした。意外なのは、画像を御覧になってもお分かりかと思いますが、規模それ自体より、水深。
…浅っ!! この水深で、舟を通せたんでしょうか。高瀬舟も特殊な船底(平らな底)をしていて、それ用に特化していたようですが…。

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そして、三条大橋。天候であるとか、夕方から夜にかけて、かなり暗くなっていっている雰囲気はそこそこいい感じなのですが、撮影者の距離感覚が悪いからでしょうか、あまり面白くない画像ですね。

18:50過ぎ
この辺りで、そこそこいい時間になりましたので、京阪三条から七条へ電車で移動し(←以前の反省を踏まえて、ちょっと学習してますね)、宿へ入りました。
と、この辺りで、京都初日概ね終了と相成りました。

ということで、前回&今回は、高くついた遅刻の授業料は、¥9,600也という話。 


で、次回予告。(またも)駆け抜けろ!京都(頭が悪いので徒歩で)になります。…いや、毎度のことながらきちんと準備しないので、地図とか、バスの路線図とか、持ってないんですよね。なので、強引に徒歩での踏破!ということになってしまうのです。
…あと1、2回で、このシリーズ終わるかと思いますので、宜しかったらお付き合いいただけると嬉しいです。
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「遅れてきた男」というと、聞こえはいいのですが…(1) [オフ会・イベント参加]

先日5月16日と17日は、mixiの、漫画関連のコミュニティのオフ会(神奈川及び京都)に、連日の参加をしました。

…前のエントリからして、いい加減、勉強に専念しますよ? という感じだったにもかかわらず、やはり遊んでいる辺り、「口ばかりで、ほとほとしょうがねぇ野郎だなぁ」と、呆れかえられても仕方ないのですが、まあ、試験を受ける前から参加する予定のものでしたし、基本、プライベートで人と話す機会が、洒落にならないほど全くないので、こういう機会は、なるべく大事にしたいというのもありまして。

…言い訳はさておきまして、今回は、この辺りの話をさせていただこうかな、と思います。
時系列に沿って、だらだらとした文章になってしまうかと思いますが、宜しかったら御覧下さい。


初日は、神奈川でのオフ会。仕事帰りに直行する形での参加になりました。
で、いきなり、移動に際して、途中乗換えが必要だったのですが、たいした仕事をしている訳でもないのに、妙に疲れを感じて寝過ごしてしまい…、もとより遅れ気味だったところ、さらに遅くなりました。

もっとも、今回の神奈川のオフ会の参加者は、私とHNキリンさんの2名というサシでして、場所はキリンさんの御自宅での開催。ですので、参加が遅れたというより、始まりが遅くなった、というのが正確です。

お会いした時点で、2名ということが分かり、「私みたいな性格の人だったら、話、弾みようがないぞ…」と、内心ビクビクしておりました。

おおむね19:00~
オフ会スタート。初めてお会いするということもありますし、また年齢の差が10歳ということもありまして、何を話したらいいものかと、手探りな感じでスタートいたしました。
…大体、こういうときには、予習というのではないですが、事前に、参加される方の以前の書き込みなどをざっと眺めて、どんな話題が共通するのか、アタリをつけておくと、それなりに話がスムーズに進むんですが、…漫然としておりました。

話の内容は、途中、「ゲゲゲの鬼太郎」で鬼太郎の目と目玉のおやじの話(よく、目玉のおやじは鬼太郎の片方の目と勘違いされるけど、あれは別物というのが、常識かと思いきや、あまり知られていないといった話)、手塚は「アトム」の話と、それに関連して「PLUTO」の話、

昔のアニメーションの時系列(最初が「アトム」でも、二番目は「鉄人28号」とよく言われるけど、実はそうじゃないといった話)、アニメーションのリメイクで、世代の違いが出てくるといった話(私自身が、特に違いを感じたのは「サイボーグ009」の視聴したシリーズの違いでした)、

また、昔のアニメーションといえば、手塚であったり、藤子不二雄、トキワ荘のメンバーの原作がやはり多い、けれども、横山光輝の原作のものは、出すと結構当たっている、という話が出たかと思います。そういえば、アニメーションの作品を知っていても、原作者を知らないって人も案外いるよね(「魔法使いサリー」が、横山光輝の原作というのは常識かと思いきや…)、というような話、

他には、深見じゅんの「ぽっかぽか」の話が上がりまして、キリンさんの表記に対するこだわりの話(あれは第○巻ではなく、“2(ツー)”“3(スリー)”というのが正しい)、といった話、ご近所の、お子さんがいらっしゃらなかった吉田さんの話、また、当初は麻美さんは止めていた煙草を吸いだしたのだけれども、いつの頃か煙草を吸っているシーンがなくなってしまっていて、これは描かれている内容の影響を受けてのことなのだろうか?(煙草を吸っているシーンを描いていないだけで、やはり吸っているのかもしれないけれども)といったような話をしたかと思います。

それで、巻数の表記ということから、そういえば、白泉社の単行本は、初版のものだと巻数を表記しないことがあるといった話(確か、私が覚えている限りでも、樹なつみの「八雲立つ」の第1巻は、〔1〕と、当初はふっていなかったように思う、とか)をしたり。
…これは、反応を見てから、続けるか否か判断するためなんでしょうかね。だいたい、そういう場合、一応1巻分で一段落着いているんですよね。
少女漫画には、そういったことが結構あるのか、ご存知の方がいらしたら、ご教授いただけると嬉しいです。

他には、ジョージ秋山の「アシュラ」の話も少し出ましたね(私自身は未読です)。
こんな、ものすごく暗く重いものを少年誌(=マガジン)で連載していて、この絵柄(かなりデフォルメがきいている絵柄)じゃなかったらキツすぎる、いや、この絵柄でもキツい、といった話などを。

また、昔の漫画と比べて、今の漫画は長期にわたることが多いという話から、福本伸行の「アカギ」「カイジ」が、ちんたらと長い! という話になり、そういえば、私(=粋狂)が知っているギャンブル漫画で、タイトルもまんま「ギャンブルッ!」という作品があって、これもギャンブルの緊張感等、雰囲気を上手く描いていて面白いんだけれども、ギャンブルもので面白いものは、何故か絵が下手なことが多い(福本伸行は有名ですが、「ギャンブルッ!」の作者の絵も、上手くはないです。…あ、いや、絵の上手いギャンブルものも、無論あるのは存じてますよ?)という話をしたり。 

…話した内容を列挙すると、本当に取りとめもなく、話してますね。
ただ、何か発表することを目的としてオフ会を開いた訳ではないので、そういうものではないかとも思うのですが。

始めは、ドキドキでしたが、話の取っ掛かりにでも、ということで、懐かしのアニメーションの主題歌のCDをかけていただいたので、「あ、そういえば」と、話のきっかけがつかめた、というのが、少なからずあったように思います。 そして、CDに限らず、キリンさんが、「この辺りはどうだろうか?」と、気にかけて、話を向けてくださったのも大きかったように思います。
併せて、キリンさんのマイミクのベル♪さんから、キリンさん宛にメールがあったのを機に、急遽参加され、人数が増えたのも、良かったように思います。
本当、神奈川のオフ会の主催者のキリンさんに感謝です。

あとは…、オフ会の間に戴いていたアルコールが、少しずつ私に蓄積していって、それに伴って口が軽くなっていったのも、多少は影響したでしょうか。 ただこれは、諸刃の剣といいますか、適当なところでとどめておけば、翌日問題なかったんですけども…。 

24:00過ぎ
…気付くと、5時間くらい経過していたんですね。お開きとあいなりました。私個人は、楽しい時間を過ごさせていただきましたが、本当に長々とお邪魔してしまいました。
終電の時刻も過ぎてしまっておりましたので、帰りは私の自宅の最寄り駅まで送っていただきました(このときで、1:30くらいでしょうか)。もう、お世話になりっぱなしで、本当に恐縮です。

翌日、というか、日付が既に変わってしまっているので、正確には当日なんですけれども、朝になりましたら、京都でのオフ会に参加することになっていたのですが、この時点で、かなり遅くなっていて、しかも普段飲まないアルコールが入っていて、アルコールの力を自覚していないのが響きました。
…ここで、我慢して数時間寝ないで朝まで過ごせばよかったんですけども、いつの間にか就寝。…いつ寝たのか、覚えていません。


で、日付は変わりませんが、朝。

目を覚まして「ん~…、昨日はアルコールを入れたもんで、微妙にどんよりと頭が痛い…。しかも、いつベッドに入ったのか、よく覚えていないし、靴下はいたまま寝てるし(←実は、これはこの日に限らずよくやるんですが)…。で、今日は…」などと、思いながら、ぼんやりとした頭のまま、時計を見やりますと…。

時計の針が指しているのは、10:15になるかならないかといった時刻。

……の?

このときぼんやりとした頭の中に、次第にはっきりとした、以下のようなビジョンが浮かびました。

新幹線チケット.jpg

…ん~!?

ぷらっと注意書き1.jpg

ぷらっと注意書き2.jpg

の゛ぉぉぉ~!!

この時点で、行きの新幹線利用の代金が、2時間も前にトンだことを自覚した次第です。しかし、初日の移動といい、上記の起床といい、どれだけ寝過ごすミスを連日繰り返しているんでしょうか、私(後日談もあるのですが、それは別の機会に)。

さすがに、ここからの行動は早かったです。
とりあえず、頭が働かないことには話になりませんし、体が汗臭いしで、シャワーを浴び、物理的に考えて、どう考えても遅刻するのは確定しているので、コミニュティの代表者(で、京都オフの主催者)ふみきさんに、遅れる旨の連絡を入れ、旅行の荷物をかき集めて(帰りの新幹線のチケットが見つからなくて、ちょっと難儀したのは内緒。こういう事前の準備を疎かにしている、いい加減なところがまた、よろしくないですね)、そして、また「やらかした場合」に備えて、念のため、3万円わしづかみにして、家を出ました。

ちなみに、京都におけるオフ会の集合時間は12時の予定でした。無論、私もその時刻に京都にいる、…はずでした。
12:00
現実のその時刻における私は…、まだ新横浜に到着しておりませんでした。…まだ神奈川県内です。

ようやく新幹線に乗車した後も、某ガッツ伝説ではないですが、より早く着くために、新幹線の先頭車両に歩いていきそうになりましたが、どう考えても、そんなことをしても到着時間は変わりませんから、自重して、自分の駄目さ加減にへこみながらも、することもないので、移動中は読書で気を紛らわせておりました。
ちなみに、読んだのは

・柳家花緑「落語家はなぜ噺を忘れないのか」(角川SSC新書)
・いしかわじゅん「漫画ノート」(バジリコ)

こういう移動時間の暇をつぶす準備は、結構周到じゃねぇか、というツッコミが入れられそうですが、それはそれとしまして。

花緑の方は、人様(以前のエントリで、落語のチケットを譲り受けた方)からお借りしたもので、読みさしだったものを読み終えまして、続いて、購入したままで、ろくに読み進めていなかった「漫画の時間」を、結構読み進めました。やはり、電車内での読書は、なんとなく効率がいいですね。
ただ、さすがに遅刻しているという意識はありまして、ふとした拍子に、早く着かないものかと、気もそぞろになってはおりました。読書に集中!というより、読書でもしていないと、挙動不審になりそうだった、という方が適当です。

余談ながら、上記を書いている時間(神奈川のオフ会開始)から私が口にしたのは、アルコール、それに、朝起床時に、喉が渇いたので口にしたアイスコーヒーに水のみ。前日の昼食からこの方、ちょっとしたおつまみ以外、20時間くらい?ろくに固形物を口にしていませんでした。…そりゃあ、アルコールもよく回るはずです。
で、「さすがに何か入れておかないとなぁ」ということで、カロリーメイト(ブロック)のパチモンを新幹線内で食べておきました。…かえって空腹感の呼び水になったくらいにして、全然足りなかったです。


こんな感じで、京都へ到着するのですが、以降は、きりがよろしいので、また次回以降に。
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