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皆、真面目なんだなぁ…。 […試験]

…恐ろしく眠い。それが主な感想でした。

正直、現状の仕事はどうもげんなりすることが多く(決して、嫌な事ばかりではないんですけれども…。「合わないなぁ」と思うことがままあります)、とはいえ、多少なりとも経験はしたのだから、それを無駄にするというのも惜しい。
そこで、多少関連するところで仕事の間口を広げようと考え、現在の仕事に関連する「社会福祉士」なる資格取得に向けた勉強を通信教育で、この春から始めることにしました。

そんな訳で、先日、通信教育であっても、多少は学校にも行かなくてはならない用事(といいますか、オリエンテーション)で、学校に行ってきたのですが…、冒頭の感想ですわ。
これに行かないと、単位の取得、そのための実習に行くことが出来ないため、絶対出席しないといかん!という「相談援助実習導入オリエンテーション」なるものなのですが…。

睡眠不足で臨んだことが主要因です。
いや、緊張で前日眠れなかったとか、繊細な事情ではなしに、事前にやることがありまして、寝る時間を削らざるを得なかったのです。
余裕を持って取り組まないのは、いつものことです。

ただ、睡眠不足、ということが主だったものとはいえ、出席したオリエンテーションが…。
今回は、相談援助実習に関するオリエンテーションだったのですが(相談援助実習…福祉関連施設において、福祉サービスを利用しようとされる方に対して行う相談援助なる業務の実習)、その説明が抽象的というのか、あまり実習先の選択についての判断材料を具体的に示してもらったようには思えませんでした。

いや、話それ自体は、それなりに面白かったのですが、実習に関して、何の材料にもならないなぁ、そういう話が聞きたいわけではないんだけどなぁ、という話が結構な比率であったもので。

時間は結構あって、いろいろ話していたのに、話を伺っても、「ここに行ってみよう!」という考えや、「こういう目的であったり意識があれば、こういうところに実習に行ってみたらいい」というイメージがあまり湧かなかったというのが、正直な感想でした。
私が、きちんと聞いていなかっただけかもしれませんし、私自身が明確な目的意識を持って臨まなかったというのが主な原因かもしれませんけれども。

ただ…、全般、実習選択についてのうまい説明はなかったように思います。
口は悪いですが、あんなん、やる意味あんのかなぁ。

もっとも、周囲の他の出席者の方々は、私と違って、きちんと目的意識をもって取り組んでるなぁ、という印象でした。まあ、学校に行ってまで、資格取得に向けて勉強をしてみようというんですから、それが当たり前で、私の姿勢の方がおかしいのでしょうが。


話は変わりますが、その通信課程についても。

通信課程の単位取得は基本的に、学校指定のテキストや参考図書を読んで、その単元に関連するレポートを提出するというものなんですが、そのテキストがなかなか膨大な量で、出席者の話題も、きちんと読めるのか、また読んで理解して、レポートを期限内に提出できるのか、さらには試験までに知識をきちんと定着できるのか、といった不安を口にしている方が多かったです。

私自身は、他の出席者とは微妙に違う意識から、こんなに膨大な量があって、「通信課程で脱落することはないのか?」と多少疑問に思ったので、オリエンテーションの終了後、講師の方に、きちんと正規の期間に修了する人数等の昨年実績などを尋ねてみたところ…、実績からすると、ほぼ全員、正規期間に修了できるようです。

…ホームヘルパー2級のレポートみたいなもんなんでしょう、きっと。
すなわち、出さないことにはどうしようもないけど、頑張って書いて出せば、その頑張りが見て取れると、温情がないでもない(というか、確実に「ゲタ」はかせまっせ)、という感じ。

前述のとおり、出席者の方は何人も、こんなにテキストがあって、それを読み込んだ上で、きちんとレポート提出ができるものなのか?という不安を口にしていたんですが、それなら何で不安を解消しうる、そういう質問はしないのかなぁ、と思うんですけどねぇ…。そういう質問をしたのは、私だけのようでした。

正直、私自身は、社会福祉士になることそれ自体の単位取得ではなく、社会福祉士の「受験資格を得るため」の単位取得※で、そんなに厳密にやる訳がない、換言すれば「単位をとらせるため」に、評価は甘いのだろうとタカをくくっていたところがありまして。

余程「ふざけてんのか?」というような意味不明なレポートを書いたり、形式が整っていないレポートを提出しない限り、ギリギリで単位の認定はしてくれるだろう、と少なからず思っていたものですから(それでも、今までの実績で、修了者が少ないようなら、それなりに評価して、駄目なものは認定しないという厳しいものになると考えられるので、実績について質問しましたが)。

 今回、私が勉強するのは、社会福祉士なる資格取得に向けたものであるのは間違いありません。間違いないのですが、現在の私では、社会福祉士の受験資格がありませんで、その受験資格を得るために、必要な単位を習得しなければならず、そのために学校に行かなくてはならない、という結構回りくどい状況です。 

皆、真面目というのか、バカ正直というか…。
こんな大量のテキスト、レポート提出までに読み込んだうえで、きちんと理解して、そのうえでレポートなんて出せる訳がないだろう。だいたい通信教育を選択している時点で、仕事を持ちつつ勉強をする身分の人が多く、そんなに時間的な余裕がない人が大半なのだから、それできっちりレポートを吟味して単位を取得させなかったらとしたら、まともに修了なんて出来るわけがない、そうでなくとも人材不足の業界で、そんなことをやるとは思えないと、考え付きそうなものだと思うんですが…。

司法試験の勉強しているときだって、こんな量のテキスト、一年で読み込んだことないです、私。

ちなみに、私が勉強することになりました学校は、修了後の受験実績では、全国の通信課程の中でもトップクラスだということで。

また通信課程なのに、選抜試験で1.8倍の倍率があり、選抜試験を落とされた方から、お叱りの電話等もあったそうで。
…私も、受けた感触では、「こんなん、落ちるという状況があるのか?」と思ったのですが、私より安易に考えた方が、8割ほどいらしたということなのかもしれません。ただ、選抜試験に落ちてクレームて…、どう考えても、八つ当たりもいいところですね。
しかし、どういう基準で、当落を決めたんかなぁ。そんなに差が出るとも思えないんですが…、先着順とかでしょうか。

ということで今回は、人様の真面目さを見習わなくてはならない、という話。


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