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民法覚え始め […試験]

今回は、比較的初学者向けの、民法の勉強の仕方ついて、おこがましくも書かせていただこうかと思います。

私も十分に民法を修めているという訳ではありませんが、ひとつのモデルとして参考までに、というものを以下に書いてみます。意識しているのは、行政書士試験、現行司法試験の択一辺りです。
他の試験への転用が効くかは、正直分かりませんが、具体的な事例を踏まえて、条文をざっと眺めることになるはずですから、多少なりとも有益ではないかと思います(カスタムというか、アレンジが必要となるでしょうが)。

勿論、試験対策として、これだけで十分というものではありません。
ただ、択一式の問題であれば、このくらいで、かなりの基本部分を、カバーできるのではないかと思います。また、制度趣旨まで、そこそこ理解し、答えられる段になれば、行政書士試験の記述式の正答率も、多少上がるのではないかと思います。

そんな訳で、「一通り勉強したものの(一通り勉強されていない方の場合、以下の方法をとる前に、全体を通して一度テキスト等を読む必要があります。何も分からない状態ですと、ほぼ100%問題が解けませんので、以下のように問題を解く意味がないためです)、どうも漠然として、全体的につかめないといった感じで、民法学習を苦手としている方」に、苦手意識克服の取っ掛かりというのか、ちょっとした参考になれば幸いです。

以下は、上記の通り「すべての方」を対象としたものではありませんで、「かなり限定的」な方向けの勉強方法です。
オールマイティな勉強方法などない、と私は思っておりますので、この辺りは勘弁して下さい。
また、役に立ちそうもない、ということでも文句等は受け付けておりません。心の中で毒づくにとどめて下さい、お願いします。

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行政書士試験結果について […試験]

前回の記事を上げた後、各予備校から出されている解答速報で確認してみた結果、

90点(法令択一:42~46、法令記述:18、一般教養:30~32)は確保しているようですから、マークミスがない限り、合格しているようです。
面目躍如というか、面子がどうにか保てたというか、とにかく一安心です。

ただ、得点の内訳を見ると、前回書いた内容と異なりますね。法令で、なんとか60%を取っていますが、苦手の一般教養に回すだけの余裕はなく、かえってよく分かっていない一般教養の方が、得点を稼いでいて、正答率が良かったという結果になっております。
運がよかった、ツイていたというのが、適切ですね。

合格自体は喜ばしいものですが、法律を学ぶ者として、この結果は大いに反省しようと思います。


ところで、私は、とあるソーシャルネットワークに属しているんですが、そこで、検索かけてみた結果、ほとんどの人、落ちてますね。私が見た中(100件強)では、2、3人の方が合格しているのみでした。
合格率5%を切っているのではないか、合格率3%くらいじゃないか、などと言われているようです。私が見たサンプル(?)でも、そんな感じですから、どうなんでしょう、結構正確なんでしょうか。
でも、合格した人が必ずしも、ブログ等をやっているわけでもないですから、何ともいえませんが。


で、参考になるか分かりませんが(上記を御覧の方はお分かりかと思いますが、私は運良く合格したという自覚はあります)、思うところを書いてみます。

(注:ツイていただけのクセに偉そうに書きやがって…、と感じられたら申し訳ありません)
以降は、試験についての話ですので、興味のない方は御覧になっても苦痛です。文章も長いですし。

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行政書士試験 […試験]

今日は行政書士試験を受けました。

私のプロフィールを御覧の方は、司法試験の勉強をやってんじゃないの? 何でいきなり行政書士? と、疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。
いや、確かに、司法試験に専念すべきなのかもしれません。
ですが、私だって、将来不安なもので。とりあえず「手に職」ってヤツが欲しい、と、そういう訳です。

司法試験の択一合格なんてぇのが、世間一般にそれなりに評価されていれば、そんなことせずに済むんですが、
「択一の合格? でも、それって、最終的には、単なる不合格ってことだよね?」くらいが、通常の方の認識ですよね、多分。確かに、その通りです。何の自慢にもなりません。

で、8月くらいから「とりあえず『手に職』」という、かなり低いモチベーションで、行政書士試験に向けて、まあ、それなりに勉強していたんですが、
「とりあえず『手に職』」のはずなのに、かなり、やることがあって、結局のところ、準備不十分で、今日の試験を受ける羽目になりました。

勉強時間が不足していて、穴が多いためか、前日は、ストレスでひどい胃痛に悩まされました。それこそ、胃に穴が開くんじゃないかってほどに。
「勉強に穴があるんだから、胃にも同じように穴開けなきゃね」と、体の方が考えたんでしょうか。
そういう、つまらない冗談をかましてくれる、自分の体が恨めしいです。

いやね、合格できるはずないし、とか、箸にも棒にもかからないレベルというなら諦めもついて、気楽に受けられるんですよ。
ですが、私、これでも、司法試験を受験していることもあって、法律系の試験は、楽勝と周りから思われていることもあって、世間体からしても、どうしても合格したい訳です。
しかも、いくら勉強不足って言っても「出題次第」で、合格できる程度にはなっていることもありますし。
…人の目が人並み以上に気になる性格のうえに、見栄っ張り、加えて小心者だとつくづく思いました。
胃痛は、正味な話、自業自得ですね。もっと真面目に勉強しておけばよかった…。

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で、今日の試験。ベストは尽くしたと思います。
さて、結果はどうなるでしょうかね。結構微妙かもしれません。
こちらのブログに、いい報告ができれば、いいのですが。

そういえば、試験に関して、誰が言ったのかは知りませんが、結構知られている言葉で、名言と思われるものがあります。

「純粋に問題が解けないのは、前日までの自分が悪いのであって、当日の自分が悪いわけではない。試験当日に、実力を出し切れないのは、当日の自分が悪い」

こんな感じの言葉です。
すなわち、勉強不足は、当日の問題ではなく、準備段階の問題です。当日、気にしても仕方ないし、気にすべきではない。
当日の問題は、実力を出し切ることです。過度に緊張したり、未知の問題に当たった際、パニックに陥ったりして実力を出せないのも問題ですが、特に、勉強不足等を気にして実力を出し切れずに試験を終えるのは、本末転倒です。
当日、ある程度緊張するのは当然ですが、気にしてもどうしようもないことを気に病んで、実力を出せないのは、試験を受ける立場として、下の下だと、そういうことです。

そんな訳で、今日の私は実力を出し切れたのではないか、と思います。

偉そうなことを言える立場ではありませんが、何か、試験を受ける方は、上記の言葉を参考にして戴ければと思います。
試験当日は、実力を出すことに専念する。これ、非常に大事だと思います。なんといっても、後悔が少なくて済みます。




ただ、何で、私の周囲の皆さんは、私が当たり前のように合格すると思ったんでしょうかね?
買って戴いているのがありがたい反面、その認識は間違ってますよ、と訂正したい気分もあります。

司法試験を受けているということで、ある程度科目がかぶっているから、その分のアドバンテージはありますが(その分、試験勉強期間を短くできます)、その他は、素人ですよ、私。
8月くらいから、普通にバイト入って、さして期間がないのに、簡単に合格なんてできません。一般教養、訳分かんないし。大体、法律関係扱うのに、一般教養て…(←この辺りがさらに、モチベーション下げましたね)。

それに、行政書士試験は、一般教養と法令に関して足切りがある関係で、
合計で合格点いけば良いというのではなく、ある程度バランス良く点を取らないといかんし、十分難しいと思います。

私が、賢しげに振舞っているんでしょうかね? …それじゃ、私が嫌な奴みたいじゃないですか。そんなことはないですよ?

ん~、今回は、いつも以上に面白くない文章ですね。試験終わって、頭疲れているようです。
次回に期待して戴ければと思います。

追記として、試験で面白かった肢。
条約名を答える問題で、「北極条約」というのがありました。聞いたことねぇ、そんな条約。
…ガンダム?


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