気晴らしに…(2) [そぞろ歩き]
早速、前々回のエントリの続きをば(ちなみに、プラプラ歩いた記録ですので「そぞろ歩き」と、カテゴリーを変更してみました)。
野毛山動物園の、温室の見物を適当に切り上げまして、次に出会ったのはこの子。
狸寝入り、じゃないですよ?
分かりにくいかもしれませんけれども、狸です。
寒かったのも影響しているんでしょうか、夜行性ということなのか、食べている子じゃなければ、寝ている子が多かったです。
せわしなく動き回っているのもいいですけれども、こういう顔を見ると、寝顔というのも、可愛らしくていいなぁ、と思います。
あと、この近くには、ライオンと虎もいました。
ライオンの方も多少眠たそうでしたけれども、虎の方は、画像(左)を取る際には、少ししゃきっとしましたが、この直前まで、腹を上に、無防備に寝てました。その姿を見るに、虎はネコ科なんだなぁ、とつくづく思いました。でかいネコでした。
虎のこの、ゴロゴロ寝ている態度に対して、ずっと眺めていても、恰好いいところを見せてくれないので、業を煮やしたのか、子供が「寝てんな、虎! 起きろ!」と、怒ってました。…子供はわがままですね。
ただ、左の画像のときは、ちょっとすましたような感じになっていますね。
で、右画像。「やっぱ、眠いものは眠い…」とばかりに、ちょっとくたってしまったところ。赤マルを付けてみましたが、虎の耳の後ろは、黒地に白い水玉模様になっています。虎の、この模様、見るたびに、何かお茶目でかわえぇなぁ、と思います。
で、少し移動すると、キリンがいます。何をしているのかというと…、
食事中ですが、何か?
外の、木の葉っぱ食べてました。行儀が悪いですね。
こちらは、フタコブラクダのツガルさんです。
老齢のため、結構痛々しかったです。
もう少し進みますと、猿が結構集まっているスペースに着きます。
その中で、まともに撮れた一枚になります。
何か、思慮深げな感じですね。…本当は、単に食事中だっただけなんですけども。
さらに進みますと、園内にある池に着きます。池には水鳥が多くいます。
珍しい種がいる訳ではないのですが、ここ、結構好きです、私。
真上の画像ですが、上から、ガイア、マッシュ、オルテガです。すいません、嘘です。
そんな冗談はともかく、水鳥の模様は、カキッとしたカラーリングが華やかでいいですね。
基本、鳥というものはあまり好きではないんですが、水鳥は、何とはなしに好きです、私。
そう、鳥といえば、この子らも野毛山にはいるんです。
ペンギン(彼らも鳥類ですが、好きです、私)。
…みんな、微動だにしませんでした。ただ、このまったり加減も、これはこれでアリかなぁ、と思います。結構、こういう「やる気のなさっぷり」を眺めるのも、好きなんです、私。
そんな中、気合の入った子もいました。「空飛ぶペンギン」です(秋里和国とは無関係です)。
飛べねぇペンギンはただのペンギンさ…(CV:森山周一郎)
などと、言っているかは定かではありませんが、…飛べてない、飛べてないよ!
…実際のところは、この子、この変な姿勢のまま動かないので、面白いなぁ、と思って写真に収めた次第です(ですから、実のところは、この子も気合など全く入っていませんでした…)。何を思って、この姿勢を保持していたんでしょうね。
まじめな話をしてしまうと、「何を考えているのか?」、という人間に置き換えたような発想自体が間違っている、ということなんでしょうけど、それを言っちゃあねぇ、無粋というものでしょう。
ただ、「さあ、移動しようかなぁ」という段になって、彼らのうちの一羽が、「いい仕事」をしてくれました。
ポーズをとってあげるから、格好良く撮ってくれ給え
ということで、ちょっとフォトジェニック(?)な一枚が撮れました。
…撮ったときはあまり気にしていませんでしたが、位置からして、この子、「空飛ぶペンギン」の子ですね。
役者というのか、GJです。
あ、鳥ということでもうひとつ。園内には、孔雀が放し飼いになっています。注意書きがありまして、「追っかけまわさないで!」ということでした。
ということで、私が見かけた子は、こんな感じの子でした。
追いかけまわしたりせず、そっと見守ってください…
み、右の子は、連邦の白い…、もういいですか? こちら方面のネタは。
あと、園内の一角には、動物と触れ合うスペースがあります。
モルモット(上)とヒヨコ(下)。他に、ハツカネズミもいます(ハツカネズミは、あまりに「鼠」然としていて、なんというのか、絵的に映えないので、画像に収めませんでした…)。
下のヒヨコの画像は、個人的に、結構お気に入りです。画像上部の筒状の物は何かと申しますと、暖房器具です。
当日は、風も強く、非常に寒かったので、暖房器具から離れたがらず、みんなで固まって、気持ちよさそうにしていました。
…時折、子供に捕まって、持ち出されていましたが。
捕まった際には「わしぁ、自由になりたいんじゃあ! I want FREEEEDOOOOM!」とばかりに、子供の手から逃れて、「安住の地」である、暖房器具の下に戻ろうとようと必死の体でしたが、これがなかなか見ていて、面白かったです。
そういえば、このスペース内に、不思議な物体もありました。
ケサラン・パサラン(?)のごとき毛玉の集合体…
何かってぇ申しますと、案内によりますと、ダイコクネズミ、だそうです。
寒さからか、丸まって、ずっとこんな感じでした。
まあ、何割か端折りましたけれども、とりあえず、こんな感じで野毛山は、一通り回りましたので、そろそろ退場とあいなります。
…またお越し下さい
ということで、最後に、レッサーパンダ君の見送りを受けまして、動物園を後にしました。
野毛山動物園。かなり楽しめる割に、入場料ロハというのは、かなりお得な感じです。
近くに立ち寄られた際、時間に余裕がありましたら、一度御覧になってみてはいかがかと思います。
ということで、今回は、画像に撮って、動物を愛でてみた(後編)、という話。
次回で、このシリーズ最後です。もう少しお付き合い下されば幸いです。
いつもお疲れ様です。
先日はメッセージに動物園の写真のURLを送っていただきありがとうございました。かわいくて癒されました(笑)。
そして再び返信遅れましてごめんなさい。
試験が続いて忙しいようですが,体に気をつけてがんばってください。
by 川﨑です (2008-03-11 18:05)
>川﨑さん
コメントを戴きまして、ありがとうございます。
画像を楽しんで戴けたようで、何よりです。
返信に関しては、全然、気になさらないで下さいね。いつでも見られるようにアップしているもので、暇なとき、で十分ですから。
あ、私の方は、「忙しい」といっても、口癖のような者でして、世間一般の方と比較して、暇な方の部類ですから、川﨑さんの方が、むしろご多忙かと思います。疲れているときには、体に変調を来したり、病気などにもなりやすいですから、お体には十分気を付けて下さいね。
by 粋狂 (2008-03-12 06:41)
野毛山動物園だぁ!!!!!
いいなぁいいなぁ、最近、いってないなぁ!
お花見がてらいってこようかなぁ!
ちょっといま、アサヒ山動物園に惹かれつつあるんですが・・・。
小動物とは十分に触れ合えましたか?
私はいやっていうほど触れ合ってきましたが・・・。
ちなみに家でも、愛マウス、マシロと触れ合っております。
ひよこ、大きくなってかわいくなくなったら(鶏になったら)どうするのかなぁ・・・。近くのレストランとかに引き取ってもらうのかなぁ・・・。
by モコナ (2008-03-13 21:24)
>モコナさん
そうです、野毛山です。もう少ししたら、花見を兼ねて、というのもいいですね。私が行った日は、えらく寒くて、カメラを出すのも結構億劫なくらいでした。
旭山…。私も、一度は行きたいスポットではあるんですが、ご存知の通り、北海道とは縁が薄くなってしまって…。
北海道といえば、あまり取り上げられないんですが、登別マリンパークニクスいう、水族館もお勧めですよ。
確か、ふよふよとエイ(可愛いサイズの)が漂っているのを、触れたりできたように記憶しています。
小動物との触れ合いは…、当日は日曜だったこともあって、家族連れが多く、残念ながら、おっさん一人が長居できる雰囲気ではありませんでした。
マシロさんの話を拝見するに、実家のワンコに会いに行きたくなります。
そして、ヒヨコ(モルモットやハツカネズミも)。
…これ、私も見るたびに思います。養鶏場とか、縁日関係の業者さんに流れているんかなぁ、とか。何羽か、ニワトリも見かけましたので、全員大きくなったらどこかへやる、という訳ではないんでしょうけれども。
by 粋狂 (2008-03-14 06:15)